自分の車を長い間乗ってきて、走行距離も年数もかなり経過してしまった場合はよほどのプレミアムのある人気車種でないと下取り価格が付きません。そんな時、本当に走らなくなるまで乗り続けるか、または部品の故障も重なってきて、このまま所有していても経費が重なることを考えた場合は廃車にすることを考えると思います。では、廃車にする基準はどのようなことなのでしょうか?大抵の場合は、まず故障して走らなくなった時に考えると思います。よほどの愛着があれば修理をして乗り続ける選択肢もありますが、それですと古くなった車は各所の部品が連鎖的に故障が重なってきますので、修理代を考えますとバカになりません。
また、車検の費用も部品の交換代が重なって高いものになってしまいますので、乗り換えを検討される方も多くなる傾向にあります。ですから、まず廃車にする基準は故障が重なってこれ以上乗り続けるのも経費の問題から断念せざるを得ない状況が多いです。その他としましては、2009年に実施されましたエコカー減税と購入補助金制度がありました。13年以上経過した車を対象にしてのもので、排ガス量などの基準を満たしたエコカーの購入に対し、向こう3年間は取得税と重量税が免除、または大幅減額、購入に際しましてはエコカーを購入すると普通車で最大25万円の補助金が出ると言うものでした。
その時は古い車を所有していた多くの方が、新しい排ガス量の基準を満たしたエコカーに買い替えをされましたが、今まで所有していた13年以上経過した車は廃車にされましたので、その時は古い車が大幅に減少しました。排ガスなどの問題を考えますと、古い車としては所有も難しい時代になってきつつあると思います。
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